足や腕を記憶のある中で無くすと、「幻肢痛」というものが起きると聞くことがあります。
私は、物心が着く頃には無くなっていたので痛みというもの自体はなかったです。
でも、再発した時の傷口がたまに痒くなったり、肺の大きさは元通りになってるハズなのに、苦しくなったり辛くなったり、と色んな事が起きて、これが幻肢痛というものなのかな? とか、自家骨髄移植の副作用なのかな? とか色々と考えてみたりもします。
いつも不安なんです。
もしも、が起きたら…と思ったら答えなんて出ないですけど、考えが想像が止まらなくなってしまうんです。
そして、ふとたまに家族と座っている時、腰元を見て「あぁ…」と寂しい気持ちになってしまうんです。
尻尾、尻尾といつもふざけてはいますが、この尻尾に膨らみがあったら…と思ったりもします。
でも、私には助けてくれる人がいて、足になってくれる物も人もいてくれる、それが嬉しい。