杖には絶大なる信頼があるのに、義足には…… 桜

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こないだ、整骨院の先生に、
「足って、何分浮いてられる?」と聞かれました。
昔は杖だけ歩行なんというふざけた遊びもしたもんです。杖を友人らに貸して、何歩できるか、競走みたいなのもやったりしたもんなので、1分ぐらいは容易くできるのです。
そのあとに事務員さんに「余程の信頼度がないと出来ないよね」って言われて、長い付き合いの杖だからこそ出来る技かな、って思いました。
そう考えると杖は信頼していても義足はどうなのだろう?と考え、着替える時とか仕事中の杖なし状態の時とか内心「大丈夫かな? 大丈夫かな?」とハラハラドキドキしている時もあるのを考えると、まだあんまり信頼は出来ていないのかもしれないな……と。
いつか、心の底から信頼できる時が来るのだろうか?
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